会社紹介
ごあいさつ
琉球王朝末期、安政年代(1855〜1860年・尚泰王時代)の創業以来、味噌醤油の醸造を家業とし、現在五代目となります。
伝承してきたものは創業者から受け継いだ琉球王家御用達という誇りと、三代目から培った味噌醤油造りの技と知恵。
首里城の御膝元となる士族屋敷跡に建つ工場は少々古びていますが、先代達の教えと当店の変わらぬ味を守り続けてきた家麹(蔵付き酵母)と共に、伝統の味として「首里の味噌」を次の世代へつなげるよう精進してまいります。
玉那覇味噌醤油 五代目 玉那覇 有紀
160年のあゆみ
1855〜1860年琉球王朝末期の安政年代に創業。
首里は湧水が豊富で、王府の命を受けた泡盛醸造の本場としても知られています。
工場敷地内にも二つの井戸があり、その水源は首里城と同じだと言われています。
その後琉球王国は滅亡し琉球藩となります。
1879年廃藩置県。琉球藩から沖縄県に。
当店二代目が琉球処分(廃藩置県)により不要となった士族屋敷を買い受け、自宅と工場を移し現在に至ります。
1945年沖縄戦により工場倒壊。
日本軍司令部が首里城に置かれたことにより壊滅状態となった首里。当店の工場も爆風を受け倒壊しましたが、家麹のついた柱や梁などが燃えずに残っていたことで、再建。事業も再開できました。その後まもなくして米軍統治下時代に突入します。
1972年本土復帰。
物流が盛んになり人々の暮らしは豊かになりましたが、県外からの流通品に市場を奪われた県内の味噌醤油事業は衰退の一途を辿ります。
昭和後期〜平成〜令和。
県内で製麹から醸造まで、全ての工程を自社で行っている蔵はほとんどなくなりました。
日本の伝統調味料である味噌醤油は、日本各地で特有の味や製法と共に伝えられています。沖縄にもあった味噌醤油の歴史を残すために、琉球王朝最後の味噌蔵として奮闘中です。
- 写真準備中
事務所MAP
沖縄県那覇市首里大中町1-41
会社概要
会社名 | 有限会社 玉那覇味噌醤油 |
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所在地 | 沖縄県那覇市首里大中町1丁目41番地 |
電話番号 | 098-884-1972 |
営業日時 | 平日9:00-17:00(土日祝日休み) |
創業 | 安政年代 |
設立 | 平成7年4月 |
業種 | 醤油味噌製造業・販売業(現在醤油は製造休止中) |